つぶれないお店の看板は…こうつくる!~第1回~ 看板はとにかく伝達スピードが命

つぶれないお店の看板は…こうつくる!~第1回~ 看板はとにかく伝達スピードが命

栄枯盛衰、浮き沈みは世の常とはいえ、中には新規オープンの時点で
「ぱっとしないな…」「これは…保たないな」
という第一印象を持たれてしまう店が存在します。
あまつさえ、オープンしたことさえほとんど気付かれず、そのままフェードアウトする店ですら…少なくないのです。
その要因は・・・・ズバリ、看板がイケてるかイケてないかなのです。

『ひとは顔が9割!!』というならば、『店は看板が6割半!!』


一言に「看板」と言っても、実際には「ファサード」と呼ばれる店舗のフロントデザインやその他ディスプレイ類一式で構成されるのですが、ここでは“名札”であり“名刺”である「看板」だけに話をしぼります。
世間とのファーストインプレッションである看板。…春の新学期に、自己紹介に失敗するとツライ1年間が待ってます…。
さぁ、気合い入れて行きましょう。

看板をじっくり眺めてくれるほど、今の世の中暇じゃない


とはいえ、気合い入れ過ぎは厳禁です。思いの丈をぶつけ過ぎて、相手が引いてしまっては元も子もありません。 
伝えたいことが多過ぎて『海と山が育んだ自然素材を吟味熟成し備長炭でじっくり焼き上げたチャーシューたっぷり入り濃厚スープ手もみラーメン』…なんていう看板を立てたら、お客様(候補だった人)は「海と山の…なんだって??まぁいいか…」と通り過ぎてしまうだけです。
伝えたいパッションが強すぎて逆に伝わらないというパターンに陥ってしまうわけです。

ながらく定説だった『看板の7秒ルール』だが・・・


ビジネスの世界では、これまでずっと『看板の7秒ルール』が定説でした。
“人が看板を見て内容を理解、入店を意識する”まで7秒かかる。
だから、店の入り口前を通る7秒前から目を引き、短時間で情報と魅力を伝える必要がある…という考え方です。
これは看板に限らず広告のキャッチコピー・雑誌の表紙・書籍の背表紙等々にも言われる、ものを売るための不文律であり黄金比率です。
ところが、最近ではそれに異議を唱えるビジネス人が増えてきました。~7秒なんてヌルイ!ユルイ!今の世の中『1秒ルール』が必要だ!~というものです。

自動車客層のロードサイド店が、1秒ルールの最たる例

“1秒ルール”がけして大げさじゃないといことが如実にわかる例として、ロードサイド店の看板の扱いがあげられます。
歩行者が店のすぐ横を通る、駅前等の路面店に対し、店舗敷地から離れた道路から、しかも高速で移動する自動車に乗っての看板との出会い。
視点の遠さ、スピードの速さ、視界の狭さを考えると、実際に看板を見るのは確かに1秒ほどかも。内容を認知するまでの時間も2~3秒とないでしょう。
看板の見にくさ・見る時間の短さには絶望的なものがあります。誰もが一目見れば理解できるナショナルブランドの看板に対し、新規出店の個人店・・という、大海原のボートのようなお店の看板は…どう立ち向かえばいいのか?

あとがき

あ、ちょうど時間となりました! …お後がよろしいようで、この続きは次回とさせて頂きましょう!
せっかく貯金をはたいて開いたお店です。のっけからいきなりつまづかないよう、最低限の店舗づくりの基本は押さえておきたい…次回からはより具体的に、よりスピーディーに飛ばしていきたいと思います。乞うご期待!!

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